2010-01-01から1年間の記事一覧

低品質のコーヒー豆をおいしく飲めるようにする

おいしいコーヒーを淹れるには、上質の豆で、煎りたて、挽きたて、淹れたてがよいとされていますが、コーヒー好きであっても一般人がこれらすべての条件を常に満たすのは困難です。上質の豆は高いので質より量を取る方も多いでしょうし、いつ焙煎したのかよ…

うるおいドリップを使った淹れ方

別項「今あるもので試してみる」で紹介した方法でやってみた方は、「濃く淹れてうすめて飲む」やり方が案外いけるかも知れないという感触を持たれたのではないでしょうか。 うるおいドリップを使えば、濃く淹れてうすめて飲むやり方がもっと楽にできます。

うるおいドリップとは

うるおいドリップとは私が考案したコーヒー抽出器につけた名前です。いまのところ写真のようなポリカップの底に穴を空けたものと穴を空けないもともとのものを一組にしたものが一番気に入っています。というのは、安くて手に入りやすいポリカップで簡単に作…

まろやか/渋み仮説

普通にドリップ式で淹れると渋みが強くてブラックで飲めないようなコーヒーでも、濃く淹れてうすめれば渋みの少ないまろやかなコーヒーができます。どんなコーヒーでもそうなのかまでは私には分かりませんが、経験した範囲ではまだこれに反したことはありま…

プロの淹れ方は、一般人にも最良の方法か

おいしいコーヒーの淹れ方の本には、どの本にも新鮮なコーヒー豆を使うことが必須になっています。新鮮なコーヒー豆とは焙煎する前の生豆自体が新鮮ということも含まれていますが、一般消費者はそこまではわかりませんので、焙煎してからあまり日が経ってい…

まろやかなコーヒーとは

まろやかな味というときのまろやかは、国語辞典では (2)穏やかなさま。円満なさま。 にあたります。私が「まろやかなコーヒー」と言うとき、味は上記のとおりですが、もう少し具体的には ブラックでも舌に穏やかでのどごしよく飲める ようなコーヒーです。舌…

今あるもので試してみる

私のコーヒーの淹れ方の基本は 「濃く淹れてうすめて飲む」 ということにあります。これはコーヒープロの方には受け入れてもらえない非常識なやり方なのですが、少なくとも私がやってみている範囲ではこれまですべてうまくいってきました。 うまくいくとは、…

うるおいドリップのきっかけ

あれはもう1年半も前のことです。横浜で働きながら子育てをしている主婦に、ためになるお話しを提供する活動体がありまして、その企画スタッフの1人に私の息子の妻がおりました。その会のセミナーで私のコーヒーの話しをしてくれないかという依頼がありまし…