さらに追及するには

ここまでは、具体的なイメージをもっていただくため湯温を85℃、ひたし時間を2分としてきましたが、コーヒー粉によっては90℃以上のもっと高い温度がよい場合があります、逆に80℃より低い温度がよい場合があります。ひたし湯温度はそのままで、注湯温度だけ下げるのもコーヒー粉によっては効果があります。漉し足しや、半返しのときはひたし時間は2分より短いほうがよいでしょう。 ひたしのための湯量が30mlで渋みが残るような場合は、減らして20mlにしてみてください。注湯量も50mlにこだわることはありません。40mlあるいは30mlにすれば、渋み成分の出方が抑えられます。さらに、コーヒーミルがあれば、粒度を下げてたとえば細挽きにすると抽出される成分が多くなります。出来上がりのコーヒー液の濃さが足りない場合は粒度を下げてみましょう。