濃縮コーヒーの冷却

先週のコーヒー文化学会で帰山人さんからブログの記入が止まっているむね指摘をうけました。このブログには私の考えを整理できたものを書き込もうとしてきたのをちょっと改めまして、結論の出ていない途中経過でもたまには書いてみることにしました。

一般に温度が高いほど化学変化が起こりやすいので、濃縮コーヒーも抽出したらすぐ冷却するほうがよいだろうと、抽出したらただちに空き缶に移してそれを水で冷却するという手順をとってきました。しかし、自然放置して室温に冷めていったものと水で急速冷却したものの劣化の差を比べてみることをやっていませんでした。冷却するほうがいいに決まっていると思ってやっていなかったのですが、数十人分あるいはそれ以上の濃縮コーヒーを作る作業ではこの冷却手順はけっこうめんどうになってきます。本当に意味があればともかく、お祭りやお茶会で提供するコーヒーは半日かせいぜい一日もてばいいのでそれで劣化の差が認識できなければわざわざ冷却することはないわけです。

そこで、昨日朝(コストコのブレックファストブレンド豆で)作った濃縮コーヒー200mlを100mlづつに分け、片方は室温でもう片方は水で冷却し一日経った今朝それぞれを湯で薄めてホットコーヒーを作ってみましたがとくに劣化の差は感じませんでした。まだ残っているのでもう一日経ったらどうなるか